※ミリアニのネタバレ無しです。ご安心ください。
※朝焼けは黄金色は極力避けて書いていますが、説明の都合上作品に含む要素には触れています。
5分程で読める文量になっております。
最初に
756PROの事務員・音無小鳥の過去を描くアイドルマスター第0話こと、
『朝焼けは黄金色 THE IDOLM@STER』
の魅力を紹介できたらと思います。
どのようなお話なのか、
また後の作品に連綿と受け継がれる『アイドルマスターのテーマ性』について触れていきます。
ミリアニ最終回の台詞のないとある数秒のシーンが、
朝焼けは黄金色のオタク目線のわたしを唸らせました。
18年続くアイドルマスターの根幹を担う本作品をこの機に手を取れば、
ミリアニは勿論、アイドルマスター全体の深みが増すこと請け合いでしょう。
是非ともよろしくお願いします。
【 簡単な自己紹介 】
6thライブツアーSSA公演(2019年9月開催)がキッカケで沼ったミリPです。
他ブランドは全体的に気になった部分や勧められたものをゆる〜く摘んでいる感じです。
普段は自分のiPhoneのメモ欄に、
曲・コミュ・ライブをはじめとした供給の感想をしょっちゅう書き散らしています。
誰に見せるでもないのにミリアニの感想を3万文字くらい書いた結果、
「感想記事のみならず、朝焼けは黄金色の魅力を今一度伝えたい」と考えました。
どんな作品?
アイドルマスターの時系列上で最も最初の作品で、
メインキャラは若かりし頃の下記4人です。
⚪︎現765PRO社長 - 高木順二朗
⚪︎現961PRO社長 - 黒井崇男
⚪︎現765PRO事務 - 音無小鳥
⚪︎伝説的アイドル - 音無琴美
他のメディアミックス媒体とは異なり、
片手で数えられるほどの人数で物語は紡がれます。
そして、プロデューサー側の描写も作品の半数を占めます。
・アイドルとは?
・プロデューサーとは?
・そして事務員とは?
アイドルマスターの第0話でありながら、
今のアイドルマスターに重要なピースが詰め込まれていると思います。
なぜ勧める?
"アイドルマスターの世界観"は一直線に繋がっていると捉えているからです。
無印・THE IDOLM@STER(以下765AS)に遡ると、
新米プロデューサーと新人アイドルが二人三脚でトップアイドルを目指します。
アイドルマスターの世界は765ASの存在がなくとも、
一定のアイドルの人気・知名度はあったかもしれません。
しかし、天海春香たちが活躍することで更なる新たな芽が出たとも思っています。
「へぇ、アイドルってこういうのもアリなんだなぁ…」
「私も春香ちゃんみたいになりたい!」
「アイドルはこんなにも人を笑顔にできるのか?」
「アイドルのアーティストビジネスは金になる」
こんな風に様々な波及があったのではないでしょうか。
765ASのアイドルが作り出した新たな価値観、その土壌の上に新たな芽が出て花開く。
この芽こそが、
ディアリースターズ,シンデレラガールズ,ミリオンライブ,SideM,シャイニーカラーズ,va-liv,etc....
と捉えています。
その芽が花を咲かせる瞬間を、
言うまでもなくこれを読んでいるあなたは目の当たりにしているはずです。
朝焼けは黄金色にはそんな765PROの方針が描かれていると言っても、過言ではありません。
具体的には?
ここからはもう少し踏み込んで、
『朝焼けは黄金色』にどんなファクターが散りばめられているかを書いていきます。
【プロデューサーについて】
高木順二郎と黒井崇男の対比です。
いくつかの媒体で長い付き合いがあることを仄めかされているように、
二人はプロデューサー同士、若い頃に接点がありました。
二人のプロデュース方針は異なり、その方向性の違いが後の"765PRO"と"961 PRO"と取れるかと。
しかし、その方向性の違いは決して対立構造ではありません。
ビジネス上での主義の違いで生まれるアイドルが、
どんな形でメディアに映るかという話でしかないのかもしれません。
またプロデューサーの進む道は違っても、必ずしもアイドルもそうとは限りません。
私はそこがアイドルマスターの好きなポイントの一つです。
【アイドルについて】
『THE IDOLM@STER ONE FOR ALL』の天海春香の描写を、
「例えば誰かが私の曲についてみんなで盛り上がる。そういう感じで、私を通じて誰かと誰かを繋ぎたい。」
このように解釈しています。
アイドルが『観る人へ出来ること』ってなんだろう?
そういうことを考える瞬間は、
作中のキャラクターもこれを読んでいるあなたも、あるかと思います。
▪︎何のためにアイドルになったのか
▪︎誰のためにアイドルになったのか
▪︎アイドルを始めた理由は
▪︎アイドルを続ける理由は
もし上記を興味深いテーマと思えるなら、
きっと朝焼けは黄金色を楽しめるかと思います。
最後に
もしここまで読んでくださったなら、
拙い文章にお付き合いいただきありがとうございます(泣)
アイマスの代名詞の「ドームですよっ!ドームっ!」とか、ミリアニ最終回のテーマとか、
もうあり過ぎてアレですが('ω')
本作品を知っているとグッと来る瞬間があるかと思います。
もしもこの記事がある程度人の目に留まるようなら、
次はネタバレ有りで、朝焼けは黄金色の考察や彷彿とさせた各媒体のシーン等も書き散らしたいです!
以上です。
お付き合いいただきありがとうございました。
もし気になったら軽率に下記の1巻リンクをクリックしてみてください!!
試し読みもできるみたいです!
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