きちー。一度形に残しておきたくて綴ってます。備忘録らしいことをしている。
何がきついって、これ噛み合ってるだけならいらぬ心配だから勝手に悩んでればいいのだけども。そうだとは分からずのポタキ。
3年前に親友がいた。大学に入学して、なんとなくで付き合いをしていたよっ友とは違う。お互い一緒にいて楽しく、話は尽きず、お互い色々議論し合える。そんな関係のR.K.(イニシャルね、これ)がいたのよ。
ほんとに毎日一緒にいた。仲良くなって1年以上が経過したかな。1年半くらいだったかも。彼が精神的ダメージを受けたことがあった。性的なトラウマを抱えたようだ。ニュースで青少年の性的暴行の傷は癒えない、とよく言われるが、本当に身近にそれを感じていた。親身になっていたと思うし、当時も2人で辛い話を何度も聞いた。
こういうのは度を超えたデリケートな問題だ。彼は死ぬまでに出会う人の中でレイプされた経験を人に話す時が来るだろうか。否、思い出したくもないはずだ。
とにかく、そんな友人がいた。1年半ほどの付き合いが経った頃に、色々噛み合いまくって、私の感覚が麻痺したことがあった。そこで、私は彼のその隠された過去を暴露してしまった。飲みの場だった。
聞いたやつが私の親友に詰め寄る。面白がって、「どうだったん?w」と。
後日、親友に「周りに言いふらしたんだな。」と冷めた口調で言われた。
それからと言うもの、心の距離が離れた。イツメンのうちの1人だったから共に過ごす時間こそ減らなかったが。物理的な距離より精神的な距離の方が何億倍も大切なことは言うまでもない。
しばらくして「あのことはもう気にしてないよ」と気さくに笑ってくれたことがあった。
こんなことを私の立場が言うのもおこがましいのは承知の上だが、たしかに、「大切な友人を失いたくない、また仲良くしたい」と彼は思ってくれたのかもしれない。また私も同様に、負い目を落ち着かせて、仲良くしたいと考えていた。
そんなやり取りを交わしたのが出会って2年経過した頃だった。
3年目、そうは言いつつも元には戻らない。普通に仲は良いのだけれど、良いはずなのだけれど、2人で時間を過ごす、っていうのは今思い返すと一度もなかったなあ。
4年目ももう半分が終わる。やっぱり、イツメンで集まることはあって、その時楽しく話せる。上辺だけだと思うことも減った。でもなぁ…
何事も時間が解決してくれるとは限らないね。彼が昔打ち明けてくれたことがあった。「親友の作り方が分からない。親友の手前のある程度の仲良しって人はたくさんいて、そのくらいの関係を築くことはむしろ得意だ。」と言っていた。そんなことを伝えてくれたのはかけがえのない親友だったから、こそ、だったと解釈するのは、どうだろう。
被害者ぶっているが、100%加害者は私だった。
今だから分かる。若気の至りと言えば都合が良いが、当時はちょっと過激なイジリのつもりで、面白おかしく話していたつもりだった。実際周りのウケがよかったのも助長した。
私は取り返しの付かないことを、してしまったのだ。失った友情はきっともう、元には戻らない。