※注意※
個人的な可奈への解釈を多重に含みます。
矢吹可奈は一言で言うと『希望』です。アイドルマスターって、どのアイドルも主役級です。しかし、ひとそれぞれ“主人公”って違うんですよ。たとえばジャンプ漫画読んで育ってきた人なら熱血だろうし、そういう属性っていうのは十人十色。それを担当アイドルに据えたのが、私にとっての矢吹可奈なんです。だから、そんな主人公は希望の象徴なのです。

しかし、そこまで至るまで紆余曲折ありました。
なんでも、可奈は「私の考えた最強のアイドル」だからです。
スペックじゃありません。容姿は全然好みじゃないし、天才肌でもない。歌の女の子なのに歌は下手。そんなの分かってます。
あの頃はちょっと歪んでた。担当アイドルを選ぶ、って考えてたけども。そういうものじゃないよね。急に与えられるものだと思うの。選ぶ、っていうのは違うよなぁ。でも可奈はそうだったんだ。
そのときの担当アイドルの理想像がふわふわと「明るい子」だった。他には茜ちゃんや未来、海美、エレナも(失礼な言い方だが)候補だった。当てはまると言いますか。でも、なんか違う。違うなぁ。
すごく個人的な話になるんだけどね。私って、陽の女の子がリアルで苦手。トラウマがあるわけではないけど苦手。だから、そういう私に明るすぎる子って眩しいんだ。
私も21歳だから、担当アイドルに求める要素は私と対照的に元気な子がいいって、分かっている。
そういうのもあって、可奈を選んだ。まあ、何よりの決め手は「歌」だったけども。アイマスにハマった頃は自分の中で音楽が、非常に非常に非常に、重要なものだから。音楽を大切にしてるアイドルは特別視してしまいます。
そういう感じで可奈を選んだ。それ以来、ずっと可奈のことを考えてた。そんな歪んだ理由でも、アイドルのことを考えて、曲聴いて、曲の歌詞読んで、コミュ読んで。解釈が拡がって矢吹可奈の解像度が高まってゆくことを日々実感した。いい時間でした。どんな仕事をもってこようか、可奈がこんな仕事をしたらどうなるのだろうか。はたまた、アイドルを卒業したら何をするのか、も考えるのも楽しかった。
それから時が経って。担当アイドルが増えてアイマスの楽しみも増えてゆくほど、考えも変わってゆくもの。
それで気付いたこと。
矢吹可奈は、俺の自己満足を満たす器でしかなかった。
自分の暗かった青春時代。そのとき明るさ、コミュ力、積極性、欲しかったよ。可奈はそれを持っている。
だから可奈に自分自身を重ねていた。自分の手足として、俺は可奈に憑依する形で楽しんでいたんだ。
これが何を指すか。
“矢吹可奈”を見ていない。
俺は可奈の持っているモノに惹かれただけで、可奈のことは何も知らなかった。そんな浅ましさに、可奈への申し訳なさで合わせる顔がなかった。
これについて今振り返ると、俺は「可奈Pであり続ける理由」に直面していたのだ。何事も、始める理由と続ける理由は似て非なるものです。
そのとき、改めて可奈のことを知ろうとした。曲聴いて、歌詞読んで、コミュ読んで。Blooming Cloverを読んで。おまじないのメインコミュを読んで。可奈の解像度は、もっとも鮮明になった。
親は子供に夢を託すと言う。しかし子の意思を尊重してこそだ。親の延長戦ではなく、誰よりもかわいい自分の血を分けた子の夢を叶えること。それが、子の夢であり、親の夢だという。
可奈には、同じことを想った。
そうなのだ。
初心に帰れば、俺は自分のためにアイドルをプロデュースしたわけじゃない。可奈の背中を押し、可奈の手を引き、可奈の隣を歩く。音楽を誰よりも愛し、ちょっと不器用だけど自分の想いにまっすぐで、友達が好きで、ストイックな志保をかっこいいと素直に褒める清純さを持つ。そんな可奈と共に歩きたいのだ。
そして、可奈は『希望』になった。
ここからは新ユニットについてです。

ミリシタ感謝祭!!2021年!!
可奈のMTWが到来。君彩ってユニットのReTaleって曲名。
やべーーーーーーーー冷静に分析すると恋愛の曲。
可奈がラブソング。え、エタスパもNCNLも。わかんないって可奈は言ってたでしょーが!
さてさてさてさて。穏やかじゃねえぞ
マジかよ
いやあ
やばいなあ
14歳の可奈が恋愛の曲。可奈は果たして歌詞を理解はできても共感はできるのか!?
とんでもないな~~~~~~~。楽しみすぎる。
MVでギター弾いてたよ。メインコミュでジュリアから教わる絡みがあったし、ジュリアのSSRの背景に写り込みもあった。可奈はクラリネットの演奏がうめえんだわ。
ね
ReTaleって。Reは「ふたたび」、Taleは「物語」だとするなら。再び物語を紡ぐ…ほぐれた紐を結びなおす…やり直す…復縁…そんなところだろうか………。
歌詞を聴きたくてアーカイブを何度見たことか。聴き過ぎて歌えるレベル。
あのアンニュイな表情な木戸ちゃんよ。あの振り付けの木戸ちゃんよ。二番の目元をぽんぽんする振り付け(語彙力)とかさ。考えすぎかもしれないけど、木戸ちゃんを信頼するなら可奈は相当このMTWで伸びることが期待されますよ。
ところでユニット名の君彩ってなんだよ…
きみどり
黄緑。ライトグリーン。
徳川まつりってこと!?担当案件キタ━━━(゚∀゚)━━━!!嘘。
曲名のように英訳してみる。YouVivid。「あなた鮮明」。相手のことを忘れられず、いつまでも思い出も声も顔も、鮮やかに記憶に残っている。
歌詞を見ると。そうだね、一度別れた(?)恋人と、相手の気持ちを考えつつも一歩踏みだす、そんな歌詞。
可奈がこの曲歌うの純粋に楽しみ。
以下はその他の憶測です。もし飛躍してるように感じても、暖かい目で見守ってw
リーフレットに初めての楽器、と書かれているためミリシタ感謝祭の紹介映像の発言は、ギター初心者って意味だと推測。
可奈の、ライブしてみてもいいかもです、っていうのもギターの腕前的にライブをしても大丈夫ってことなのかね。
初心者がバンドを始める、というコンセプトっぽいから楽器の先輩でジュリア、静香、歌織さんの出番はありそう。
そもそもこのユニットのこの人選。それと曲調と歌詞について。これらを鑑みるに、「青春の真っ只中or青春に飛び込むor青春を忘れた人達へ向けた初心バンド」なのだろうか。
恵美はギャル枠で元読モということもあって華やかさと知名度を兼ね備える。可奈は音楽的センスがあって、ある種の等身大で猪突猛進な女の子。亜利沙は・・・わかりません(´・ω・`)ドルオタ・・・?
一から始めることの尊さを伝えるのかね。未経験の人でも、仲間との絆で乗り越えて行けて、青春はこんなにも素敵。それに、始めるに遅いも早いもないから誰だっていつだって青春なのだ。的な。
それに、アイドルだって未経験からでもこれだけやれるんだぞ、っていう意味合いもこもっていれば、亜利沙の「青春したいです」、恵美の「アイドルのすごさを見せてやろう」の発言が納得できる。
そう思えば、ユニット名の示す色は若葉の色。瑞々しさは、この予想の裏付けになるだろう。
そんな感じかな。事前情報無しユニットってことはMTWの目玉(?)だったりするんかね。なんにせよ担当イベなので楽しみ。
すごく長くなってしまったな。
おわり